【体験談】AIが学べるプログラミングスクールに6ヶ月通った結果
「AIが学べるプログラミングスクールを検討している。」
「実際にプログラミングスクールに通った人の体験談が聞きたい。」
といった方向けに書いた内容になっています。
ちなみに、私は完全初心者でキカガクさんを選びました。
今回、そのときの体験談をまとめ、どのように学習を進めていき、何を感じたのかをここでシェアしたいと思います。
目次
AIが学べるプログラミングスクールに6ヶ月通った結果
結論、作りたいAIアプリが作成でき、自走力がつきました。
その証拠を簡単に述べさせてください。
私はキカガクさんのAIプログラミング6ヶ月コースを受講しました。目的は、本業の専門知識を生かしたAIアプリを自作したかったことと、プログラミングの自走力を付けたかったからです。
- 結果、CT画像におけるコロナ患者判別補助アプリを自作しました。(本来の目的が達成されました。)
- それにとどまらず、自走力がついたため、コースでは扱っていないwordpressを用いり、現在このブログの作成をしています。(本来の目的以上の達成)
といった感じです。
他の受講者さんも、作りたいアプリが最初から明確になっている方もいましたし、決まっていなくても、コースの途中で興味を持ったジャンルのアプリを作成していました。具体的な作品についてはキカガクさんのサイトの方に掲載されています。
6ヶ月コース完走→とにかく人生が充実した話
この6ヶ月コースは、本当に私の人生を豊かにしてくれました。
理由として、スキルが身についただけでなく、このコロナ禍で人との繋がりができたこと、6ヶ月で1つのアプリを完成させたという達成感が自分の人生で財産になったからです。これは、入学するときには想定していなかった産物です。
昨今、1つの会社で定年まで勤め上げるというのは厳しくなったと聞きます。そんな中で、本業の仕事以外に何かスキルを持たないといけないなと焦っていた中、AIプログラミングに興味を持ちキカガクさんと出会うことができました。
6ヶ月間、プログラミングスクールで挫折しなかった理由
私が受講していた時、授業は毎週土曜日の9時半から17時までの授業で、お昼休憩1時間半、コマの間ごとに10分間休むといった流れでした。
もちろん、ほとんどの方が平日に勤めていますので、ほぼ土曜日返上で学習していました。控えめに言っても結構大変です。なぜなら復習もしないといけないからです。しかし、それでも挫折しなかった理由、選んだ理由があります。
その理由は5つあります。
- 学習スタイル
- コンテンツが充実していて飽きさせない。
- 先生がとても褒めるのがうまい。
- スクール在学中たくさんの人に関われる。
- 助成金が出て、授業料が70%OFF
学習スタイル
キカガクさんの学習スタイルはオンライン授業形式で、講師(2〜3人)に対して受講生(14人)で講義を進めていきます。
ここに関しては、他の競合スクール(マンツーマン)とは大きく異なります。人それぞれだと思いますが、私はマンツーマン方式に若干の抵抗があり、授業の方がしっくりくるなと思ったので、キカガクさんを選んだというのもあります。
おそらく、ここで、「授業だと、他の人より理解が遅かったらおいてきぼりになるのではないか?」、「授業中に質問すると、授業がストップしてみんなに迷惑がかかるのではないか?」こう思った方がいるのではないかと思います。私も最初そう思っていましたが、実際そんなことはありませんでした。というのも、授業中に質問がある場合、直接、口頭で質問するのが苦手な人はSlackに質問を投げてくださいというスタンスだったので気軽に質問することができました。
質問をした人に対してサポート役の先生が回答すると言った流れで、授業の進行には影響せず、自分の聞きたいことが聞けると言った感じでした。もちろん、直接口頭で質問する方もいましたし、分からないことは、恥ずかしいこと、悪ではないという風潮を先生方が作ってくれたことがとても大きかったと思います。
そして、私だけではなく他の受講生の方も言っていたのですが、質問をしていると、自分で何を言っているのか分からなくなることが多々あります。これは、知識が乏しいことが理由だと考えられるのですが、それでも講師の方は、行間を読んでくれて自分が欲しい答えまで導いてくれました。
コンテンツが充実していて飽きさせない。
キカガクさんの教材はWeb上で管理されています。コース本編の資料のみならずコース開始前の、事前予習動画が用意されており、初心者でもコースについていけれるよう設計されています。前半3ヶ月のインプット期間で使う資料が初期の頃から公開されているので、後に学ぶ領域をよくチラ見して興味がそそられたことを覚えています。
また、コース中盤から、画像処理、自然言語処理に特化した教材が公開されるので、自分が作りたいAIアプリで使用するものが具体的に見えてきます。興味深い内容であるので何回も読みましたし、何回もコードを模写しました。コースが進むと共にコンテンツが拡充されていくので、自分がどのフェーズに来ているのかがイメージ付きやすかったですし、成長を感じるのが快感でした。
ちなみに、卒業後も教材は閲覧可能なので、自走していく上でちょっと忘れてしまった知識を思い出したい時や、分からないことに遭遇したら、「あっ、あそこの章に参考になりそうなものがあったな。」と振り返ることが可能です(実際に何度もありました。)。
やはり、半年かけて身に染み込ませた内容なので、見直したときの復活が早いです。
先生がとても褒めるのがうまい。
とにかく先生が褒めるのがうまいです。大人になってから褒められることなんて滅多にないと思います。
ましてや、新しいことを始めたばかりの時は、自分が成長しているのかどうかを認識するのが難しいので、講師の方に、何ができるようになったのかを言ってもらうことは、自分を客観視することにもつながります。
この点、褒めてもらうことは、モチベーションの維持につながったと思います。
スクール在学中たくさんの人と関われる。
冒頭でも書きましたが、私が通った名古屋コースでは、受講生の人数は14人でした。
各々、プログラミングを学びたい理由は様々で、教養として学びたい方、作りたいAIアプリがある方、市場価値を高めたい方などなどでした。普段の生活では同じ職場の人としか関わることがなかったので、そういった方と共に学習し、制作をしたことはなんだか学生時代を思い出し、非常に充実していました。
また、コース中盤からは、東京コースと合同だったので、さらに新たな出会いがありました。本当に、人の数だけ考え方があるんだなと再認識しましたし、各々の業界の知見が増えたと思います。
助成金が出て、授業料が70%OFF
これもキカガクさんの強みだと思うのですが、専門実践教育訓練給付金制度の対象講座であり、一定の要件をクリアすると受講料が50%もしくは70%OFFになります。
今回、私は約80万から70%OFFの約24万になりました。
大抵の方は、要件を満たすことができますので、AIプログラミングスクールの競合と比較して、低価格で受講できます。これについてはまた別の記事にまとめます。
プログラミングスクール卒業後について
先ほども述べましたが、キカガクさんの場合は、卒業後も教材は使用可です。
また、その教材もアップデートされていきます。
Slackのコミュニティも続いており、今はkaggleに挑戦や、E資格受験に向けて頑張っている方々がいます。特に強制ではありません。
最後に
いかがだったでしょうか?
今、検討中の方の中で様々な思いがあると思います。「IT業界の転職を考えている。」、「市場価値を高めたい。」、「好きなようにAIアプリを作りたい。」
そう思っていても、実践する人は、3%もいないと言われています。
ここで興味深いデータをご紹介します。
純資産1億円以上の富裕層は日本の人口の2%以下
野村証券研究所の調査(2012年)
となっています。これは偶然でしょうか?
実際に行動している人が2%しかいないと考えられるのではないでしょうか?
行動するか、しないかあなたはどちらを選びますか?