キットからの卒業。レンズ2本目を買うならタムロン18-300mmがおすすめな訳
「カメラを買って、だいぶ慣れてきたから表現の幅を広げたい。けど、ただのカメラ好きでも一丁前に2本目のレンズを買っていいのかな?」
「望遠もマクロも、ポートレートも撮れるレンズないかな?」
「レンズは高いから失敗したくない」
こんにちは、おたけです。それなら、2本目におすすめのレンズがあります。
それがタムロンさんの18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXDです。こちらは、Eマウント(ソニー用)とXマウント(フジ用)のものがあります。ちなみにわたしは、フジのX-T3に使用しています。
ぶっちゃけると、私は、メカニックにすごい詳しい訳でもないのですが、そんな自分でも使いやすいですし、やりたかった表現がこのレンズのおかげで達成されています。
なぜ購入したのか?
私もカメラを買って、最初にキットレンズを使っていました。しかし1年ぐらい経って、もっと表現の幅を広げたいと思い、色々調べて買ったのがタムロン18-300mm。
正直、どんだけ調べても最後は自分で使ってみないと分からないということで、一か八かで買いましたが、これは本当に買って正解でした。
私が、このレンズを買った理由をあげると
- 家族ができたので、思い出に残る写真を表現力を上げて撮影したい。
- レンズは高いので失敗したくないし、使えるものを手に入れたい。
- 正直レンズの付け替えが面倒で、なんでもできるものを1本持っておきたい。
- なるべくコスパがいいものを買いたい
特に、子供を授かったタイミングで家族の思い出を残したいという思いが1番大きく、自分の誕生日で勢いで買ってしまおうと思ったところが1番の理由です。
実際に使ってみた感想
1番良かったと思うのが、レンズ1本で家族の思い出を色々な表現で写真に収めることができたという点です。
新婚旅行で行った九州の景色、ご飯。子供の出産からの日々の成長、親戚との集まりのパーティ、近所の公園の何気ない写真。あらゆる場面で、こちらのレンズが活躍してくれました。
中でも、私がやりたかったのが、望遠にして背景をぼかすポートレートと、植物に寄れるだけよってのマクロ撮影。旅先での大自然や建物の街並みのスナップを1本でこなすということ、全て叶いました。
2つ目に良かったのが、妻も使うようになったことです。妻も特別カメラが詳しいわけではないのですが、使い方を教えたらガンガン使うようになりました。妻的に良かった点は、友人の結婚式で席が遠くても望遠で主役を捉えることができるからいいと言っていました。
とはいえ、褒めちぎると、信憑性にかけるので、使ってみてデメリットだと感じたことも記述します。
大きく2つあります。1つは、ポートレートで背景ボケボケの写真を撮影する際に、1番望遠側の300mmにして距離をとって撮影するのですが、状況によって被写体との距離を十分に空けられないことがあるというのが難点です。例えば、道幅がせまかったり。
2つ目が、マウントがEとXマウントしかないということです。めちゃくちゃ良品なのに使用できる本体が限られてしまうというのが少し、ネックではないかと思います。
メリットとデメリット
メリット
- 家族の思い出を幅広い表現で残せられる
- 1本でなんでもできるので結果として荷物が減る
- レンズを複数買わなくてよくなるのでコスパが良い
- 望遠の中でも軽量。620g
- 高速・高精度AF
- 手ブレ補正あり
デメリット
- 業界内ではコスパが良いとは言え、税込82,500円。ボーナス入った時や、自分の誕生日くらいしか、勢いで買えないのではないか
- 望遠のレンズの中では軽量の製品なのだが、全てのシーンを1本だけで頑張ると長時間は疲れる
- 出かける時のバックの大きさを考えないといけない
- EマウントとXマウントしかない
価格は妥当か?
価格は税込82,500円(タムロンオンラインストア価格)で、性能やレンズの相場から考えると、コスパは良く妥当な値段だと思います。
相場から言ったら、コスパはかなりいいんですけど、やはり、初めて2本目買う人にとって税込82,500円ってそんな簡単に出せる金額ではないですよね。
私もそれが買う時のネックで、買うのをかなり悩みましたが、最後に背中を押されたのは、いい写真を撮って家族の思い出を作りたいという思いでした。実際に使用してみてそれが実現できていますし、価格以上のパフォーマンスを感じています。たったのレンズ1本で生活が豊かになります。
なんとなく私もレンズを買うことは敷居が高いと思っていましたが、そんなことはありませんし、興味があるのなら絶対に手に取って使った方がいいです。
こんな人にオススメしたい
「カメラに慣れてきて、望遠、ポートレート、マクロなど色々したい表現があるのでレンズ2本目を買いたいが、失敗したくない。なんなら1本でなんでもできるものが良くて、コスパがいいものを選びたい。」
といった人にぜひおすすめしたいです。
初心者卒業くらいの人でもこのレンズは、本当に優しいので是非手にとってもらって、たくさんの思い出を残していただきたいです。
追伸
忘れがちですが、レンズフィルターも買ってレンズを守りましょう。