【人生の主役はあなた】望まない人事異動。ショックから立ち直る方法
「まだ社会人数年目なのに、突然の人事異動で望まない部署に飛ばされてショック」
「異動のショックでなかなか立ち直れない」
「前向きに捉えたいけど具体的にどうしたらいいか分からない」
このような悩みを持った方向けの記事になっています。
社会人4年目の時に、望まない異動をくらった私が、どのように乗り越えたのか、経験を踏まえ解説します。
目次
はじめに、望まない人事異動を受けたあなたへ
突然の異動、辛いですよね。上長に個室に呼ばれ、異動を言い渡された時の、あの胸の痛さは今でも忘れません。
「なんで俺だけなんだよ」「他にいるだろが」「もうやめようかな」色々な思いが駆け巡ったのではないでしょうか?
思ったことを全て、ノートでも、私へのコメント欄でもいいので全部吐き出してください。
これはエクスプレッシングライティングといってストレスを軽減する効果があります。とにかく恨みつらみを思うままに書いてください。
落ち着いてきましたかね。
私も、最初は現実を受け入れることができませんでした。
今回、異動を受けた皆様が記事を読み終わった後に、前向きに対処していけるような
内容をご用意いたしました。
ちなみに、私も社会人4年目の時に異動を受けました。その時に励ましてくれる上司、同僚、後輩がいましたが、異動、転職をしたことがない人達の話は何も説得力はありませんでした。
異動を受けた人の気持ちは異動した人にしか分かりません。
その時、どのように対処したのかを詳しく解説していきます。1例として記憶にストックして頂いて、今後のあなたの決断の糧になれば幸いです!
それでは始めましょう!
異動のショックから立ち直る方法
今回紹介するのはこの2つです。
- しばらく異動先で頑張ってみましょう
- あなたの自己実現は今の仕事で達成されるものか?と今一度、自分に問いかけてみましょう
結論、しばらく異動先で頑張ってみましょう
実際に異動先で働いてみると、そこでしか体験できないことや、新しい発見が確実にあるからです。
例えば、私の例を紹介します。私は大学病院の中規模から小規模の職場に異動しました。
最初に、衝撃的だったのが、同じ組織下のはずなのにマニュアルが全然違うということでした。今まで正解だと思っていたやり方は、たった一例にしかすぎず、ある程度のクオリティを出すためならいく通りも方法があることを知りました。
各々の方法には、重きを置いている点、犠牲にしている点が違い、バランスを考えて、その環境に合う方法が選ばれていることに気付きます。
これは後々あなたの配属替えがあった場合や、転職先にでも応用が効きます。
そして、これが1番大きいメリットなのですが、異動したこと自体があなたの希少性につながります。
周りが体験しないことをあなたは体験することにより、知見が広がります。
ちなみに、異動経験をうまく武器にして(面接で説明して)私は転職に成功しました。
ものは考えようです。
といっても、もう我慢できなくてやめたいという方、これを見てからが失敗しないです。
やめる時も、突っ走らず1回落ち着いてください。次の就職先が決まっていない状態でやめますと意思表示すると大変なことになります。
過去の私がいい例です。本当に大変な目に遭いました。具体的には下の記事で解説しますが、
>>人事異動を受けて転職したいあなたへ。転職で失敗しないために気をつけること。
結論、次の就職先を決めてから退職の意向を伝えるべきです。
理由は、先に退職の意向を伝えて、退職までに次の就職場所が決まらないと精神的に追い込まれるからです。さらによくないのが、人間心に余裕がないと落ち着いて面接を受けることができないのです。
今いる会社に迷惑をかける結果になっても、自分の身を第一に考えてください。
あなたの自己実現は今の仕事で達成されるものか?
と今一度、自分に問いかけてみましょう
終身雇用は今後続くとは限らず、1つの会社にこだわる必要はなくなりました。
今の職場で身につけたスキルを次の職場で活かし、そこでまたスキルを身に付けて、生涯を通して個人で稼げる力というのを育てていかなければなりません。
その過程の中にいると考えると、異動した先に本当に自己実現が不可能だと感じるのであれば、転職をするのは1つの選択肢だと思います。
私は、やりたいことが明確で最初の職場を選びました。しかし、志半ばで異動を受けそれが実現できない環境になりました。異動先で2年間は過ごし、上記でも述べましたが、いい意味で使い倒し、転職をしました。
最初は、誰かが自分を救ってくれる、そう思っていましたが
現実は誰も救ってくれません。
「自分の環境を変えるのは自分しかいない」とよく聞くセリフですが、転職をしてやりたいことがやれている今、口先だけではなく、経験をもって本当にそうだと断言できます。
とはいえ、なかなか転職に踏み込めないといった意見があるかと思います。はっきり言ってめちゃくちゃ不安に襲われます。
「転職先でもやりたいことができなかったらどうしよう」「今より給料が下がったらどうしよう」と言った意見です。
しかし、これに対して2人の言葉を借りると、
「現状維持は後退の始まり」
松下幸之助さん
「現状維持では後退するばかりである」
ウォルトディズニーさん
というように世界の偉人たちも、現状維持は後退すると述べています。
環境を変えずにいるか、いないかどちらが怖いでしょうか?
また、20代の給料はぶっちゃけ、どの職業についてもあまり大差ありませんし、給料に差がついてくるのは30代からだといわれています。
ですから、20代の時は、目先のことに囚われず、長期でスキルを身につけるというところに重点を置いた方がいいかと思います。
30代以上の方は、自分のためにキャリアアップでもっともっと自己実現に邁進しても良いのではないでしょうか?
まとめ:望まない人事異動。ショックから立ち直る方法
以上まとめると
- しばらく異動先で頑張ってみると、新しい発見がある
- 新たなスキル、知見を増やす目的で異動をいいように使い倒す
異動を言い渡された時はなかなか前を向けないと思います。激しく同感します。
ただ、会社にいいように使われるより自分主体の人生を歩みたいですよね。
あの時、あんなことがあったなと笑える日が来ることを祈っております!
私も前進していきます!共に戦いましょう!では!!
追伸1:ダークな思いは大切にしよう
正直、異動を言われた時は、本当にダークな思いが湧いたのではないでしょうか?
「このヤロウ」「絶対に見返してやる」「今に見てろよ」
この思いって本当に大事だと思います。いわゆる、反骨精神ってやつで、これは人を成長させてくれますし、なんなら、ダークな思いほど人を突き動かすと思っています。もちろん自分にもその経験があります。
もし、あなたが会社からの評価に疑問、不満を感じ、転職が頭によぎっているのなら、このダークな思いを使って力強く前に進んでいただきたいです。
やらない後悔よりも、やった後悔にしましょう。
追伸2:支えられた書籍
私が、人事異動を受けてから転職を成功させるまでに、支え続けられた本があります。
こちらの本はストレスに対しての向き合うコツが網羅されており、実践的な内容になっています。私が、乗り越えれたのはこの本のおかげと言っても過言ではないです。
特に響いたのが、「内向的な人ほど人の気持ちが分かるし、ビジネスでは失敗しにくい特徴をもっている」という趣旨の内容が書かれており、自分がかなり内向的な性格なのでグサッと刺さりました。
また、人事異動後、転職後でも引き続き使える内容なので、ぜひこの機会に一読を!!
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